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自転車の事故に備えて…… 自転車保険とは

2015.05.26更新

自転車に乗っているときに交通事故に遭うような、自分が被害者になるケースだけでなく、自転車事故では自分が加害者になり他人を死傷させてしまうケースが出てきます。そのため、自転車事故に備えて自転車保険に加入する人が多くいます。自転車保険に加入していれば、自転車事故時の自身のケガや他人に対する損害賠償を補償してもらえるのです。

交通事故の中で自転車事故の割合は近年増加している

交通事故の中には、自転車が関与しているものもあります。自転車事故は1980年代頃から増加していると言われていましたが、ここ数年ではその件数は減ってきています。けれど、交通事故全体に占める自転車事故の割合はむしろ増えてきており、交通事故のうち2割近くは自転車事故となっています。
自転車事故には、対自動車事故、対自転車事故、対歩行者事故、自転車単独事故がありますが、近年目立っているのは対歩行者事故の増加です。対自動車事故の場合には自転車側が被害者となることが通常ですが、対歩行者事故の場合には自転車側が加害者になってしまうことが多くなります。

自転車で他人にケガをさせたら高額の損害賠償金になることも

自転車は免許も不要で気軽に乗ることができるので、自転車で事故を起こして加害者になってしまうことを想定していない人も多いかもしれません。しかし、もし自転車事故を起こして自分が加害者になってしまったら、被害者に対して損害を賠償しなければならない責任が発生します。自分の子どもが自転車で事故を起こした際には、民法の規定により、親が賠償しなければならない場合もあります。
また、自転車による事故とはいえ、被害者が死亡したり後遺障害が残ったりするケースもあります。例えば、小学生が乗った自転車が67歳の女性をはねて植物状態にしてしまい、神戸地裁が小学生の母親に約9500万円を支払うよう命じる判決を下した事案があります。このように、自転車事故でも高額の損害賠償責任が発生してしまうことはあるので、注意しておくようにしましょう。

自転車保険で自転車事故に備えることができる

自転車には、自動車における自賠責保険のような強制加入の保険がありません。もし事故を起こしてしまったら、保険に入っていない場合には自分で損害賠償金を支払わなければならなくなってしまいます。高額の損害賠償金になると加害者側が個人で支払うのは現実的には困難となり、被害者にきちんと損害賠償ができなくなってしまうことも考えられます。
そこで準備されているのが、自転車用に乗る方のための自転車保険です。自転車保険とは、自転車に乗っていてケガをした場合の治療費や、自転車で他人にケガをさせてしまった場合の損害賠償金を補償してもらえる保険です。
自転車保険に入っていれば、自転車に乗っていて自らが加害者となる事故を起こしてしまった場合にも、被害者に対する損害賠償金を保険会社に負担してもらえます。自転車保険は今のところ任意加入ですが、自治体によっては加入を義務付ける動きもはじまっています。例えば、兵庫県では、平成27年4月より、県内で自転車を利用する人を対象として、自転車保険への加入を義務付ける条例が施行されています。

単独の自転車保険以外で自転車事故がカバーされる保険もある

自転車保険では、自転車に乗っていて自分がケガをした場合や他人にケガをさせてしまった場合に備えることができます。なお、自転車保険は自転車事故による損害を補償するものですが、自転車保険以外でも自転車事故をカバーできるものもあります。
例えば、傷害保険では自転車事故に限らず、ケガをしたときに幅広く備えることができます。傷害保険では、個人賠償責任補償特約を付けることにより、他人にケガをさせた場合の補償も加えることも可能です。個人賠償責任保険では、事故に限らず、日常生活における他人に対する損害賠償責任を補償します。

自転車は誰でも気軽に乗ることができるので、自転車による危険性についてきちんと認識してない方も多いかもしれません。自転車に乗っていてケガをすることもありますし、自動車事故と同様、他人をケガさせて損害賠償責任が発生することもあります。もしもの場合に備えて、自転車保険への加入を検討しましょう。